NY百花繚乱 - A Man Hunting

昨夜イーストハンプトンに住むリーからテキストメッセージがあり、その内容を見て目を疑いました。7月13、14、15日と私のアパートで泊まらせてくれと言うのでオッケーしたのです。彼女は42nd St.のダンスショーのチケットを予約しておく、そして14日のバスティーユ(フランス革命)の日は43rd St.プリンストン、クラブでコールポーター、ミュージックのギャツビーパーティがあるから一緒に行こうと2週間前から頻繁に誘ってくれていたのですがフリーなら行くけど、わざわざお金出してまで行く気がしないので返事を保留していたら彼女が20ドル払うから残りを払ったらどうか、と提案してきました。パーティの参加費は$55ドルだと聞いていたのですが、どうやら彼女の勘違いだったらしくて$70もすると言うのです。20ドル出してもらっても持ち出しは50ドルもします。余り気が乗らないのでハッキリ返事をしなかったのですが昨夜の彼女のテキストメッセージを見て急に気が変わり行くことにしました。彼女は昨年もバスティーユパーティがどれほど楽しいかと力説してましたが私は興味無かったので行きませんでした。しかし、今年は違います。彼女の行く目的がやっと分かったから、それなら是非ともお共しましょうと思ったわけです。

昨年の冬の期間は三ヶ月私は建前上リーを私の義理のシスターと言うことにしてサブレットでアパートを貸しました。彼女は全額も払えないと言うので私は三分の一で貸しました。冬の間はイーストハンプトンも寒さで皆閉じこもってしまうので彼女はずっと冬は安い部屋を借りてマンハッタンで過ごすことにしているそうです。そして実にマメにフリーのコンサートや講演、パフォーマンス、芝居、ダンスなど上手に探し出すのです、ある目的の為に。

彼女はNYの郊外のノヤックと言うところで育ったそうですが、お父さんは教育者だったそうでとても厳格で質素な家庭で育ったそうです。冬は暖房費を節約する為に凍死しない程度だったかと思われます。と言うのは彼女がかなり裕福な姉弟が行く女子寮に入った時、暖房の暖かさにまるで天国のように思ったそうです。それに引きかえ裕福な女生徒達は余りの環境の激変に泣いている子も結構いたそうです。大学はコロンビアを卒業したと言ってました。結婚していたのかどうか余り詳しく知りませんがたぶん男と一緒に住んでいたことはあったようです。子供の話しもしないのでたぶん居ないのでしょう。私は余り根掘り葉掘り人のことを聞くのが得意では無いし興味も無いので相手が話す言葉を繋ぎ合せてパズルのように構成してゆきます。私の家がお互い家族と言えども干渉しない、と言う家風で育ちましたし私自身己れのことにかまけてとても人のことまで気が回ら無いと言うのが本当のところです。

そのリーの昨夜のテキストメッセージには笑ってしまいました。彼女はプリンストンクラブのメンバー費に年間700ドルほど払っていたと以前聞いて驚きました。私は純粋に音楽や講演など彼女の楽しみで参加していたとばかり思い込んでいたのです。しかし昨夜のメールでその目的がそうで無かったことが分かり俄然面白くなってきたのです。彼女はパートナーを探す為にずっと過去5年行ってたけどNever happens, でも当日お天気が良ければ人が外に出るからチャンスは有る、と言うのです。シングルも来るし、カップルも来るが、決して望みを高く持ってはダメだと私に丁寧にもご忠告です。私はすっかりヒト科ホモサピエンスのオスには興味を無くし目下は犬に夢中なので何だか俗世界に舞い戻るような気がして面白そうなので参加を決意したわけです。ちなみに彼女は私より3歳ぐらい若いです。さて、イキのいいのが見つかるかお楽しみです。しかしそんなパーティで相手を探そうと思っているような男自体がすでに問題だと思うのですが。まぁ、当日は目イッパイお洒落してゆくことにします。濡れ手で粟よりエビで鯛釣りたや、でもハゲ釣れたりして。

f:id:NYhyakkaryoran:20170824235806j:plain

Manhattan Bridgeに近い赤い家と赤い車