NY百花繚乱 - 日本の歯並び事情

 

私はこちの日本語放送TVジャパンに出てくる日本人の歯並びが何時も気になって仕方ありません。若い女の子も口を開いて笑うと何とリアス式海岸のような歯をしていたり、八重歯がニョキッと出ていたりで実に興ざめです。先日渋いのオーナーのデーンさん聞いたら欧米人にとってあの八重歯は Hooked Teethと言われて魚釣りの針が引っかかるところから由来する表現だそうですが皆ゾッとするそうです。ドラキュラの歯とも聞いたことがあります。こちらの人は中年になっても歯列矯正する人も珍しくありません。良い例が作家の林真理子氏です。確か彼女はご結婚される頃だったか後かに矯正されたとエッセイにも書かれておられますが彼女の歯列矯正をする前と後ではまったく別人のような印象を受けます。

私の甥っ子も小学校低学年の頃ですが、彼が笑うと歯茎が馬のように全部丸見えになるので私は気なって仕方ありませんでした。そのことを弟に伝えても全然問題にしないと言うか無関心なんです。それで私は甥っ子に手紙を書きました。将来大人になって歯並びが悪いと外国に行ったら恥をかくこと、欧米人は決して指摘しませんが心の中では歯を矯正出来なかった生活環境だったとそう思われても仕方が無いと子供に分かりやすく説明しました。それでやっと甥っ子が自発的に矯正したいと言い出して歯列矯正専門歯科に行ったらたくさんの子供が来ていてビックリしたと弟の嫁は言うのです。歯科医からよくぞ叔母さんが指摘してくれたと言われたそうです。

さすがに歌手やタレントはキレイな歯並びをしてホワイトニングも入念にしてますが、テレビに出てくるフツーの若い女の子や男の子、オジさん、オバさん、歯並びの悪いのは気になって仕方ありません。ベッピンさんなのに口元が台無しになっているとすぐ口元ハンターは目ざとく歯をチェックしてしまいます。成人になってからでも歯列矯正が出来るのは林真理子氏が証明しているので、どうしてしないのかと不思議で仕方ありません。治療する期間が長くなるので高額な治療費も分割で払える筈です。歯並びは美容の観点だけでなく日々食物を噛む行為にも関係してくるので健康上極めて大事なことだと私は歯科医師協会の回し者ではありませんが、いつも歯並びの悪い人を眺めながらそう思うのです。やれお肌に良い美容液やコラーゲン云々、そしておテテのお手入れよりまずその歯を治しなさい、と言いたいのですが誰も指摘しないのはどうしてなのでしょうか。

女子スピードスケート選手に是非東京オリンピックでメダルを取って欲しいと思いますが、その前にどうか歯列矯正して欲しいのです。見事、彼女がメダルを取りそのメダルをかざしてニッコリした瞬間、世界中の人がその歯並びにギョッとするからです。日本は歯列矯正後進国であることが一発でバレてしまいます。これは是非とも国家プロジェクトとして推し進めて欲しいものです。歯並びのキレイな笑顔は周りを幸せな気分にさせてくれます。ドラキュラのイメージだけはどうか避けて下さい。

ps. 昨夜ABC放送で元ホームレスだった娘が無事カレッジを卒業したとニュースで伝えてました。 にっこり笑った彼女の歯はしっかりワイヤーがしてありました。