NY百花繚乱 - Street Parking事情

マンハッタンの路上駐車では本当に骨が折れました。82丁目に引っ越してから車を手に入れたのですが住宅地なのでなかなか空いてるスペースが無いのです。何回も何回もぐるぐる回って探すのですがもう根気と忍耐の勝負です。夏は比較的楽なんです、と言うのはみなさんバケーションを取りますから。だいたい道路の清掃が月曜日と木曜日11時〜2時が北側、火曜日と金曜日11時〜2時が南側というようになってますが時間帯は道路によって朝8:30〜11:30というのもあり、学校があるところでは日中は駐車禁止区域になってます。まだ慣れない時はこのサインを読み間違えるのがしばしばで何度も確認した筈が車を動かそうとしたらあの憎っくきオレンジ色の封筒がベッターとワイパーに挟んであるんです。もう何回貼られたことか、数え切れないほどです。最高は7枚束になって貼られてました。

あれはウッドストックの友人を訪ねようとして前日に停めた筈の場所に行ったら車が消えてました。てっきり盗難にあったと思って警察に電話したら別の番号を教えられそこへ電話して確認しろ、といわれました。電話したらやはり車はトーイングされていて場所を聞いて取りに行ったのですがかなり北の方角へ地下鉄で行かないといけないのです。まず窓口で現金300ドルを要求されます(違反切符は別)。お金を支払うと車を保管している場所にゴルフカートみたいなのに乗せられて目的地まで行くのですが薄暗い埃臭い広大な場所にどこ向いても車、車、車が延々と遥か彼方まで続いているんです。私は一体何回あそこへ行ったことやら。30丁目に越してからもこの路上パーキングのスペース取りに苦労しました。当時は清掃時間は3時間なので決められた時間の前に行かないとオレンジ色がベッターとなります。5分遅れて貼られたこともあります。30丁目のアパートの前は日中はコマーシャルのライセンスプレートを付けた車だけが駐車出来ますが普通車は出来ません。だから後ろのドアを大きく開けてハザードランプを点滅させたまま大慌てで荷物をロビーに何回も往復することになります。この場合も貴重品は車に置いておけません、ホームレスがうろうろしてますから。いちど運ぶのに手間取り車に戻ったらお客さんに持って行く大きな紙袋にいっぱい入っていた明治、大正期の結構高いものを全部盗まれてました。

こんなこともありました、アパートの正面玄関に車を止めていてすぐ戻ったらトラフィック、オフィサーがチケットを書き込んでいる最中で私は慌てて車に乗り込んで発進しようとしたら”待てっ”と言うので一瞬怯んだところ、オレンジ色がベッターでした。もうホント血も涙も無いです。

車を動かさないと行けない日は反対側にダブルパーキングして清掃トラックを待ちす。大きな巨大ムカデみたいなトラックが轟音をたててやって来てムカデが一瞬のうちに去るとダブルパーキングしていた車が一斉に我れ先にと熾烈な競争になります。こういう事態は私が最も得意とする分野で、周到に計算して一気に攻めます。間髪入れず車のアタマをぐ〜いと突っ込んで後は位置を修正するのです。戦い済んだ後は残りの時間をのんびり新聞読んだり文庫本読んだりします。今はブルックリンに住んでいるので車の移動は週1度になりました。そしてすでに二度車が消えました。ブクックリンのいい点はクレジットカードが使えることと車の保管先のネイビーヤード迄歩いて5分でこれは大いに助かります。

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Plymouth Street がお気に入りのパーキングスポット

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いつもこの付近を回ってはパーキングを探しているのですがこの大きなマンションが気になっておりました。渋いのデーンさんによるとこの邸宅はあのペリー提督がかって住んでいたそうです。この左側の崖を下ったところがネイビーヤードになります。

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BQEを走る、運転しながらの撮影はお勧めしません