NY百花繚乱 - 名前をめぐる考察

昨今、巷のテレビではバラエティー番組などで盛んに”ヤバイ”、”ヤベ〜 ”、”マジっすか”を連発する輩は私の人物評価カテゴリーから即”アホ、バカ”に分類されます。語彙力の貧しさは目に余るとしかいいようがありません。私たちの世代はアホ、バカ連中は世間の片隅で大人しくしておりました。ところがゆとり教育の成果が出たのか、この手のアホ、バカが大手を振って往来を闊歩しているのは甚だ片腹痛しと言う他ありません。まずその弊害が顕著に表れているのが読めない名前”キラキラネーム”なるものを子供に名付ける親は私から言わせればオールアホ、バカの類いです。一体どこから引っ張ってきたらそのような摩訶不思議な名前になるのか昔人間には計り知れないことだらけです。テレビやニュースに出てくるガキンチョの多くがこの手の名前なのには驚かされます。ルビをふらないと読めない名前バッカ(言っちゃいました)。名前に流行り廃りがあるのはこのアメリカでも一緒ですがアルファベットは一応誰でも読めます。しかし日本ではどんなに無理しても読めないような漢字を引っ張って来て無理に読ませようとする親の教育レベルが大体察しがつきます。たまにごく普通の名前を目にしたら”う〜ん、この子の親は真っ当な人間に違い無い”と確信するのです。キラキラネームの親はたぶんマンガ本しか読まない世代が親になったのだと思います。私はマンガは読まないのでその辺りの消息は詳らかでありませんが、流行りものにすぐ同調する人たちの気が知れないのです。特に名前などは子供の生涯につきまといます。子供の決定権無しでケッタイな名前を付けられた子供は大迷惑です。私の大好きな名前は二文字だけ、例えば”星一”、”秦明”、”檀駿”、など姓も名前もそれぞれ一文字だけ。何と潔よく響きのよいことこの上無いと何時もそんな名前を目にすると雄々しい姿を想像せずにはいられません。余分なものは全てそぎ落としました、私は簡潔を持って勝負しますと言わんばかりです。私は先日空想しました、もし私に女の子がいたとしたらどんな名前を付けるだろうかと真剣に考えました。それでひとつだけ名前が思い浮かびました。ひらかなで”かのん”一筆書きも美しいし、ローマ字表記でCannonと書きます。そう、日本語読みだと”観音”、そして私の大好きなパッヘルベルの”カノン”、映画”Actress"のバックに流れていたこの曲の素晴らしさは本当に涙が出たほど感動的でした。

昨年若い日本人の女の子がブルックリンのお店Shibuiに入ってきました。三人姉妹だそうです。名前を聞いたら”空、海、風”、何とポエティックなネーミングに感心しました。ご両親の教養の高さ、そして素晴らしい想像力に脱帽しました。明治時代は個性的な名前が多かったようでカタカナ表記の名前も多くみられたようです。例えばクマ、マス、スエ、エイ、イネ、ネム、ムン、あ〜やっと終わった!

 

8ヶ月の坊や、Brooklyn Flea Marketでキューピーみたいに可愛いのでショット

 

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