NY百花繚乱 - 家を建てて経験したこと

 

私は1989年に2エーカーのWooded Propertyをキャッシュで買いました。当時と言っても今もですが交渉ごとに慣れていないので殆ど相手の言いなりでした。そして2000年に家を建てることになったのです(その経緯を話すと3冊分ぐらいの本になるので端折ります)。とにかく驚いたのがアメリカ人のワーカーのいい加減極まり無いことです。電話でアポを取って待てど暮らせどやって来ない、これが一度や二度ではありません。言い訳の電話も無し、日本ではまずもって考えられ無い状況です。何度も何度もすっぽかされるんです。夏は彼らも掻き入れどきですから金持ちの家を優先するのでしょうが、とにかくいちいち怒っていたら身が保たないのです。そしてその仕事も呆れるほどいい加減なんです。最初の暖炉のレンガを組み立てに来たスコットは仕事ぶりが杜撰な為にロバートが首にしました。その次に来た同じ名前のスコットはロバートが自分の目で仕事を確認して雇った男です。ところが二番目のこのスコットも3人の英語も喋れないエクアドル人を置いて他に行ってしまうのです。彼らはまるで経験が無いようでエントランスや暖炉の周りの石の色の組み合わせが出来ないのです。だからロバートが全部指示して色と形の配置を細かく身振り手振りで伝えておりました。

SouthhamtonのSevenElevenに朝行くとイリーガルで渡って来た英語も喋れないワーカーがたくさんたむろしています。どうやら仕事の手が必要になると適当にその群れの中から連れてくるようです。仕事に対するモラルなんて皆無で私が見る限り誇りもまったく見当たりません。アメリカ人のロバートでさえこのような態度なのですからアジア人の女ひとりだともう格好の餌食です。事実大阪箕面出身の女性に聞いたら屋根に敷く材料が一軒の家にしては多過ぎると不審に思ったら後でやっぱりそのカーペンターはついでに自分の家の分迄ちゃっかり注文していたそうです。力仕事をする人達をステレオタイプで見てはいけないと思いますがとにかくハンプトンの金持ちから金を巻き上げてやろうと言う魂胆が見え見えなのです。高くても良い仕事をするならそれも納得しますが仕事をあちこち掛け持ちして責任者は現場に30分居れば良い方だと他のアメリカ人オーナーからも聞きました。イリーガルの労働者が国境を死に物狂いで乗り越えてくるのもそこに仕事があるからです。英語なんて喋れなくても即仕事さえあればお金が貰えるのです。いちばん底辺の英語も満足に喋れない移民たちがこのアメリカの繁栄を支えているのだと言っても過言では無いと思います。

一体全体あのトランプ氏は何を考えているのでしょうか。壁を築くのも移民の人達がいなければ築けないです。それともRust Belt地帯の白人労働者が安い賃金で喜んで壁を築くと言うのでしょうか。

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暖炉、父が倹約家だったので子供の頃から我が家ではずっと風呂はでマキで焚いてました。だから火を眺めているのがとても好きでした。

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Ms. Midnight

 

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The view of the sunrise from the Master bedroom on Dec. 8, 2006

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The view from Northwest, the driveway is on left hand side