NY百花繚乱 - 冷房暖房事情

五月に入ると寒暖の差が激しいNYはここマンハッタンですが暑い日にはガンガンに冷房入れてまるでこれでもかと言わんばかりに冷やします。蒸し暑い日のサブウェイのホームはまさにサウナ状態ですが電車に入ると汗がスーゥと引いて誠に救われたような心地になります。しかし長時間居ないといけないような場所で冷房ガンガンに冷やされるとひどい時は1日に二度も急激な差し込みに襲われ慌ててトイレに飛び込む結果となります。寅さんのあの白い腹巻を本当は巻いてプロテクトしたいところですが、まだその勇気がありません。私がせめてものと言う思いで考えついたのは前掛けをお腹に当てているんですがそれでも時折差し込みがやってきます。前掛けと言うのは子供の頃よく商店街の八百屋のオッちゃんが使っていたあの厚手の前掛けです。あれをしておくとかなり効果があります。紐が長いので後ろに回して前で結んおります。それにしても何故これほどまで冷やさないといけないのか、私はヒューストンのインターナショナルキルトショーにベンダーとして出た時も余りの寒さに震え上がりましたがアメリカ人の脂肪がたっぷりついたおばちゃん達はサンダル、ノースリーブで平気なんです。私は靴下をはいても手足の感覚が無くなるくらい寒いのです。私が今借りているブルックリンのアパートは2014年に建てられた建物なのですが冷房をつけると音がゴォ〜と飛行機のエンジン音のような音をたてるのでベッドルームは寝る前に十分冷やしておいてから切り、リビングとベッドルームのドアを開けっ放して寝ます。有難いのは冬の暖房です。冬は24時間スッポンポンでも過ごせまるほど暖かく外出して寒い戸外から部屋に入るとホントその暖かさに幸せな気分になります。

暖房で思い出しました、SOHOに長年住んでおられる東京の夫妻から聞いた話しにお腹を抱えて笑いました。もうかれこれ45年ぐらい前の話しだそうですが今のロフトに引っ越して間も無くの頃、真冬の真夜中に誰かがノックしていてご主人が目を覚ましたそうです。それでドアを開けると大きなダンボールを身にまとった裸の男が立っており、7階の非常階段から6階のジーナのところへ行かせてくれ、と言う要求でした。どうやらジーナのボーイフレンドが夜中に寝ぼけてエレベーターのドアとトイレのドアを間違ったらしく1階に落ちていたダンボールでとりあえず急場をしのいだ様子。階段で6階迄上がり幾らノックしてもジーナはエレベーターからずっと離れたところで寝ているのでノックの音が届かず万策つきて7階のドアをノックしたそうです。しかしご夫妻は引っ越したばかりなのでこれまたダンボール箱が山積みになっていて狭い通路を通るにも己の身にまとったダンボールが邪魔で腹立ちの余りFour Letter Wordを連発しながら非常階段に消えたそうです。