NY百花繚乱 - 地動説

私が育ったのは大阪市内でしたが江戸時代ならばさしずめ南河内郡に属する市内と言えどのぞかな田園風景が広がる郊外でした。小学校の頃はランドセルを玄関の戸を開けて放り投げると即近所の悪ガキを手下にして遊び呆けておりました。まだ近所に”焼け跡”なる…

NY百花繚乱 - 冷房暖房事情

五月に入ると寒暖の差が激しいNYはここマンハッタンですが暑い日にはガンガンに冷房入れてまるでこれでもかと言わんばかりに冷やします。蒸し暑い日のサブウェイのホームはまさにサウナ状態ですが電車に入ると汗がスーゥと引いて誠に救われたような心地にな…

NY百花繚乱 - リンカーンセンターでバレーを見る

最近”ペトルウシュカの独白”小牧政英著(1976年6月三恵出版)、著者のサイン入りの本を日系人会のバザーで入手し読み終えました。氏が戦前からロシアバレー団に入って活躍されていたのを初めて知りました。小牧バレー団や石井獏氏、貝谷桃子氏の名は私も子供…

NY百花繚乱 - 想い出の人々 Sara Penn

セラペンとの最初の出会いは81年NYでシンシアが彼女とアポを取っていた時です。SOHOのスプリングストリートを歩いた時思わずアッと声が出そうになりました。中学時代にクラスメートと見たあのウェストサイドストーリーの印象的なシーンがまさに眼前に広が…

NY百花繚乱 - 想い出の人々 Mrs. Tada

Mrs. Tadaと初めて会ったのは1981年8月で私が初めてNYに来た年でした。その年私はSFのSloan & Miyasatoのショールームで自分にとってアメリカで初の日本の民芸テキスタイル展を開きオープニングが終わってからシアトルの友人宅を訪ねてその後NYに向かい…

NY百花繚乱 - 想い出の人々 Martin & Randy

私が最初に店を借りた大家のマーティンとランディのカップルのランディは一昨年亡くなったと聞きましたのでもう二人ともこの世にいません。マーティンは生粋のブルックリン生まれで富裕なJewishの家庭で育ったと思われます。スイスのボーディングスクールで…

NY百花繚乱 - 想い出の人々 たか子さん

私が1982年にサグハーバーに店を開いてから今日に至る迄すでに鬼籍に入られた方々が何人もいます。最初に思い出す人はたか子さんです。出会いは私が京都で露天商をしていた頃です。彼女はアメリカ人のご主人と一緒で私から色々な品物を買っていただきま…

NY百花繚乱 - シンシアとの出会い

私が骨董の道に進むきっかけを作ってくれた人がいます。それはSFに住む私の友人シンシアです。あれは確か1978年9月21日だったか、その頃私は7月初旬にロンドンから帰国し体調を崩して夏の間はずっと病人のような毎日を送っておりました。そしてやっ…

NY百花繚乱 - ハンプトンのマザーテレサ

私はアメリカの富裕層が住む小さな町で日本のアンティークの店を細々と開いていたので外の世界のことは殆ど知りませんでした。ふさえさんと知り合うようになって彼女が住むEast HamptonのLow Income Communityが実はあちこちに点在することを初めて知りまし…

NY百花繚乱 - 日系三世のふさえさん

ふさえさんを初めてサグハーバーで見かけたのは89年の夏頃だったと記憶しております。日に焼けた顔に黒い髪を長く伸ばしていて犬を二匹飼ってました。ふさえさんはその頃典型的な季節労働者と言うか、金持ちのサマーハウスのハウスマネージメントのような…

NY百花繚乱 - ポリスに纏わる話し, II

私のかっての義弟がNassau郡のCounty Policeをしていた頃の話しです。家族特典のようなものがあり、私に要るかと聞かれたので即欲しいと答えました。すると彼は何やらクレジットカードのようなものを懐から取り出してそのカードの裏に自分のサインと私との関…

NY百花繚乱 - ポリスに纏わる話し, I

ポリスに纏わる話しは幾らでも出て参ります。あれは90年代後半頃かと思いますが、私が週末隣町のBridgeHamptonにある友人の日本レストランで升酒を二合ほど飲んですっかり出来上がってサグハーバーの町迄帰る途中にことです。Village近くなると制限速度が…

NY百花繚乱 - 母の感慨

母がNYを訪ねたのは父が亡くなった年でちょうど彼女が70歳の誕生日をNYで迎えたのが最初でした。今から24年前です。その時の母の一言が忘れられません。”アメリカと言う国は懐が深い国やなぁ”とつぶやいたのです。私はその言葉を何気なく聞いていたので…

NY百花繚乱 -  Sag Harborの町

私が日本から一直線にサグハーバーを目指して日本を発ったのは忘れもしません、1982年6月でした。まずLAに到着し京都の東寺、北野天満宮の蚤の市(当時は露天商)で知りあったグロリアのところでお世話になり、ジム(1989年ハワイでサーフィン中行…

NY百花繚乱 - アメリカンドリーム編

重役出勤で午後1時過ぎにこのキッズワンダーランド入りし、ガンガン鳴り響く3mx3mの我がスペースに座ったところです。私はここ二日ほどあるアイディアに思いを巡らせております。発想は誠に素晴らしく自分でも実は天才だったのではないかと思えたほどです…

ニューヨーク百花繚乱 ~ サイボーグ編

まずこの483 Broadway Marketに来て驚いたのがサイボーグが行き来することです。彼女のオッパイはドッジボールを二個詰め込んだごとくで谷間が深く切れ込んでおり、お尻はバルーンをこれまた二個パンツに無理やり詰め込んだごとく突き出ているんです。これを…

NY百花繚乱 ~ 自称有名デザイナーと大げんか

昨日遅いランチを食べていたら男の客が私のBOROを手慣れ手付きで広げて見てましたが、私はまた鬱陶しいのが来たか、やれやれと言う態度ありありで横目で一瞥しただけ。そのうち客が値段を聞いたので私はオニギリを食べている手を止めそのボロを広げたらちゃ…

NY百花繚乱 - 迷い込んだキッズワンダーランド

5月5日より483 Broadway Marketの中で憮然としながら客を無視して自分の好きなことに没頭しております。このインドアのMarketは50以上のディーラーやアーティストが約3mx3mのスペースに商品を並べてます。言わばガキンチョと観光客のワンダーランドで…