NY百花繚乱 -   終活四方山話し

今朝のクローズアップ現在で”遺譲”と言う聞きなれ無い言葉を聞きました。最近は”断捨離”などと言う言葉も飛び込んできます。何となく言葉のイメージでその意味が浮かんできますがどれもこれも我々団塊世代が身近に迎える事柄ばかりなので身につまされます。…

NY百花繚乱 -   また消えた!

車がまた忽然と消えました。月曜日の夜10時頃Con Edisonの高圧変電所横から動かしたのです。ほんの20mほど先の丁度Hudson St. と Plymouthの角近くにスペースがあったので停めたことは確かなんです。パーキンサインも確かめました。Gold Streetのイース…

NY百花繚乱 -   Identityの踏み絵

先週の金曜日の夜10時からABC放送の20/20(Twenty Twenty)を何年振りかで見ました。80年代から90年代の初頭迄わりと良くこの番組を私は見ておりました。当時はバーバラ、ウォルターともうひとりが交代でインタヴューしておりダイアナ妃をインタヴ…

NY百花繚乱 -   我が朋友 みどりさん

みどりさんと昨夜彼女を見送りする車の中で話したのですが彼女がNYに来られたのは60年代初頭の頃だそうです。詳しくは聞きませんがたぶん学者であったご主人と一緒に来られたのではないかと推測します。祖母が何々小町と呼ばれたほど大変な美人だったそう…

NY百花繚乱 -   Brooklyn フリマとAfro Punk

昨日も晴天に恵まれアパートから歩いて12−13分の距離の場所に車で着いたのは8時半頃、早速ポーターに荷物を運んで貰って私はセットアップ態勢に入りました。何時もヘルプして下さるみどりさんは先週同様今回も地下鉄が週末の工事中の為2時間も掛かった…

NY百花繚乱 -   パーキングチケットと青年

金曜日11:30am~1:00pm車を動かさないと行けないので少し早めに出たのですが車が見当たりません。うる覚えの場所を探し約30分近くかかってようやく見つけたのですがトラッフィク、オフィサーがすでに例のオレンジ色の憎っくき封筒に記入している最中にぶち…

NY百花繚乱 -   川柳  我が闘争

闘いは 鋳型に嵌まらぬ 我のうち 口癖は 面白いこと無いかと 若い頃 唐衣 やっと脱ぎ去り 素に戻る 役割りを それぞれ担う 生き物よ 重たいわ 絆解いたら 楽になり ひとり言 風にまとわり 飛んで行く ふうばいか 朱鳳さんの書

NY百花繚乱 -   川柳  老母三戦 

シラをきる 都合が悪いと 役者顔負け もぅあかん と言いながら 声に張り その入れ歯 まだ元取れて無いよ と母に言い 足動かん 嘆く母の苛立ち 明日の我 文句だけ よう覚えてるわ 昔の話し イノシシが 廃墟に闊歩する 二匹ここや 94やて まだ四捨五入したら…

NY百花繚乱 -   川柳  別れと出逢い

アメジスト 君の生まれ日 それで知り 我は歌う 君ほめそやす この道を 君想ふ 別れた後に 髪伸ばし 悲しみは その手触れずに 父は逝く 父が逝く すべてを許し 我頭垂れ 好きなもの 出逢えて嬉し またひとつ 古きもの その温もりに ほっとする ふうばいか

NY百花繚乱 -   川柳   劣等感

劣等感 その固まりが バネとなり 汗まみれ 欲にまみれて 辿りつき ボヘミアン 詩人の心 引きずりて 憶測も 建前も無き 清しさよ 島国と 大陸の差が 身にしみて 来し道が どんどん伸びて 何時止まる 現在地 昨日は歴史 明日奇跡 夢の果て なおも夢をば 追いか…

NY百花繚乱 -   俳句   晩夏

空割れて 大地に轟く 稲妻や 海原の 果てに小さき 船ひとつ 夕涼み 野外音楽 ヘリコプター 薄紅の 闇夜に浮かぶ オーロラよ 夜更けても 風にただよう さんざめき ふうばいか

NY百花繚乱 -   川柳  蜃気楼

不自由に 立たされており 女神像 まゝならず 気まま我がまま 時過ぎし タンポポの 綿毛のごとく さすらいて ボヘミアン 流れさすらひ 星条旗 蜃気楼 見たい夢だけ 現れて 幸せは 手のひらの中 こんにちわ 生きるとは 句読点まで 死はゴール ふうばいか

NY百花繚乱 -   川柳  思いつくまま    

朝から雨で対岸の景色は雨で霞んで見えません。昨日は渋いさんの店に若い日本人が立て続けに数人現れました。ひとりは英語も堪能で大変感じの良い若者でアップステートの学校に27日に戻るそうです。嬉しいことにインスタグラムを教えてくれるそうです。タ…

NY百花繚乱 -   俳句  自然の移ろい

サグハーバーに住んでいた頃は日本では見たことの無い自然現象を幾つも見ました。春先だったかどの木々から飛んでくるのか大きな綿毛がふわふわと舞って辺りの道路が一面綿毛だらけになるのです。車が通る度にふわふわと舞い上がって 幻想的な風景でした。夏…

NY百花繚乱 -   川柳  思えば遠くに来たもんだ 

俳句の重要な季語を考えなくて良いので発想がより自由になります。ふと思いついたら即ペンを握って書いておかないと次の瞬間忘れてしまうのが厄介なのですが”言葉遊び”がなかなかおもしろいです。 何年か前に時実新子さんの川柳の本を買ってそのままになって…

NY百花繚乱 ー 川柳  お盆にちなみ

俗名は 俗にまみれた 名前かな お役目は ご免と変わり 戒名に 切符買うたる あの世行き 席は自由や 生と死は 紙一重の 落とし穴 ワテの面倒 誰が見る 知るかいそんなこと 家族葬 家族無いのは 何と呼ぶ 柏手を ひとつ打ったら 消えてんか 柏手を 打ったら出…

NY百花繚乱 -   川柳始めました

何やら聞きなれたフレーズだと思ったら”レーメン始めました”のあの張り紙を思い出しました。きっかけは昨年NYの45丁目にあるブックオフで買った”あぁ大阪”、副題は大阪の文化人による川柳集となってます。その本を再読したのがそのきっかけです。ジンをマ…

NY百花繚乱 - 今日が最終日

先月の子供の日から今日でこのブロードウェイ、マーケットとおさらばです。最初はガンガンとうるさい音楽にカリカリしてヘッドフォンを買ったりしてましたが次々と思い浮かんで来る過去との邂逅のお陰でうるさい音楽も気にならなくなったのですから不思議で…

NY百花繚乱 - The Colorful Day

昨日はなかなかカラフルな1日でありました。昼過ぎにマーケットに到着して、しばらくお仕事(パソコン操作)に専念してから6月初旬に指輪のリペアを頼んでいたのを思い出して塗りの下駄を履いたまま外に出かけました。受け取り書はしっかり持っているのです…

NY百花繚乱 - A Man Hunting

昨夜イーストハンプトンに住むリーからテキストメッセージがあり、その内容を見て目を疑いました。7月13、14、15日と私のアパートで泊まらせてくれと言うのでオッケーしたのです。彼女は42nd St.のダンスショーのチケットを予約しておく、そして1…

NY百花繚乱 - 街角の風景

先週末エアコンをオンにしたまま寝たらテキメンに喉をやられてしまいました。それでも月曜日はきっとビジネスがあるような予感がしたので2時半頃にマーケットに行ったら若い男の子がちょうど着物を眺めているところでした。着物を失くしたので探していたそ…

NY百花繚乱 - 日本の歯並び事情

私はこちの日本語放送TVジャパンに出てくる日本人の歯並びが何時も気になって仕方ありません。若い女の子も口を開いて笑うと何とリアス式海岸のような歯をしていたり、八重歯がニョキッと出ていたりで実に興ざめです。先日渋いのオーナーのデーンさん聞いた…

NY百花繚乱 - 母への感謝

母は何時もいかなる時も私の味方でした。小学校3、4年の担任の先生にある日私はこう言われました”君の兄さんは良く出来るのに君はどうして兄さんのように出来ないのか”と。小さい頃から自尊心の強い私はその言葉に大いにキズついて家に泣いて帰りました。…

NY百花繚乱 - 私の流儀

私は鼻息はかなり強い方だと自他共に認めます。そして他人に要求するのはかなりの程度大でありますが私自身かなりいい加減人間かつ何事に関しても大雑把であります。どのくらいいい加減かと言うとまず整理整頓これが出来ません。これは他人に迷惑を掛けるわ…

NY百花繚乱 - 自由の国なるアメリカ

アメリカに初めて来た1974年はニクソンのウォーターゲートで大揺れに揺れてました。そして日本では14歳の山口百恵ちゃんがデビューして男どものアイドルとなってました。私はバークレーで物乞いをする人たちを見て、なるほどここでは乞食になるのも自…

NY百花繚乱 - クレジットカードについての日米の比較

82年に私が日本からサグハーバーに来てシーズンが過ぎてからお店をオープンしましたが当時はお客さんが買い物をするとキャッシュかチェックを切るのが一般的でした。チェックで受けとるには銀行にアカウントを開かないとビジネスにはなりません。アカウン…

NY百花繚乱 - Dudley と Midnight

私がロバートと出会った1998年に彼は大きなスコティッシュ、ディアハウンド犬のダッドリー(雄)を飼ってました。大きな犬で馬のポニーほどあるかと思えるぐらいの大きさです。おそらく日本では数頭しか飼われていないと思います。 時々大きな珍しい犬が…

NY百花繚乱 - First ZEN Institute of America

30丁目のアパートに住んでいる時は車のパーキングの為に何度も何度もPark Ave.の交差点を渡り次のLexiongton Ave. Third Ave.時にはSecond Ave.とEast Sideを頻繁に歩いておりました。もう何千回と歩いてました。ある時車をようやくパーキングして私は自分…

NY百花繚乱 - Street Parking事情

マンハッタンの路上駐車では本当に骨が折れました。82丁目に引っ越してから車を手に入れたのですが住宅地なのでなかなか空いてるスペースが無いのです。何回も何回もぐるぐる回って探すのですがもう根気と忍耐の勝負です。夏は比較的楽なんです、と言うの…

NY百花繚乱 - 様々なRoom Mate

30丁目のアパートに引越してから私はその頃の日系新聞OCSの求人広告欄にルームメートを探し始めました。家賃を折半にすると大変助かるし、私は夏はサグハーバーの店に三ヶ月に行って留守だし、冬の三ヶ月も日本に行って留守なので半年はアパートに居ないの…

NY百花繚乱 - NYのアパート事情

1985年にMercer Streetのアパートを出た私はE82丁目のFirst Ave. と York Ave.間のRailroad Typeと呼ばれるアパートに移りました。おそらく大恐慌時代に建てられた安普請のブルーカラー向けのウナギの寝床みたいアパートです。そこに約2年近く住んで…

NY百花繚乱 - 差し伸べられた手

私が今日在るのは今まで本当に様々な人の出会いと真心のこもった多くの救いの手のお陰です。その中でも私をサグハーバーに導いて下さったたか子さんの死はとりわけ辛かったです。1983年の12月に彼女がこの世を去り、私は丁度その年のクリスマス前にブ…

NY百花繚乱 - 半纏と法被

”半纏と法被”と言うタイトルで京都の紫紅社から本が出版されたのは1998年です。シンシアと私の共著でやっと出版にこぎつけることができました。 ある日シンシアから本を出したいので協力して欲しいと電話があったのは1991年頃だったかと思います。彼…

NY百花繚乱 - サイコの世界

2013年の3月から2014年の6月迄私はサグハーバーのヴィレッジにある小さい一軒家を借りることにしました。ロバートが居る家に帰りたくなかったので借りることにしたのです。おりしもゼルダと言う婆さんが借り手をずっと探していたので彼女の家を借…

NY百花繚乱 - 作家 Thomas Harris

ハリスさんのサマーハウスは私とロバートが6年間暮らしてていた小さなアパートから歩いて5分ぐらいの距離にありました。サグハーバーは昔からアーティストと物書きが多く住む街でハリスさんの他有名な劇作家の人も何人か私のお客さんにいました。彼の原作…

NY百花繚乱 - NY地下鉄事情

マンハッタンの30丁目のアパートに住んでいる時は地下鉄を利用するのにさほど不自由は感じませんでした。33丁目と28丁目パークアヴェニューに地下鉄の駅があり、グラセンまで徒歩で10分余りの便利さでした。ところがラッシュアワーの時間帯になると…

NY百花繚乱 - 付和雷同と烏合の衆

私は昔から群れることが嫌いで級友同士が固まって何かすることは大の苦手でした。”とにかく十把一絡げにしないでおくれよ”この精神ひと筋でひたすら邁進してきました。思想や主義主張、宗教などに属するのは己れ自身を持たない烏合の衆としか思えないのです…

NY百花繚乱 - 自意識と自己顕示欲

思春期を迎える13歳ぐらいから私は自己との格闘で毎日毎日飽くことなく大学ノートに思いのタケを書きなぐっておりました。自分を守る為自分の周りに壁を築く作業に没頭してました。19歳の頃にデートしていた小学校の頃のクラスメートに最近会って聞いた…

NY百花繚乱 - 以心伝心と言葉

昨年私が日本に居る時に堺の産業会館で骨董蚤の市があり、私は知り合いの業者から大きな風呂敷包にいっぱい物を買い、他にも沢山買い物をしていたのでその風呂敷包みをすっかり忘れて帰ってしまいました。それで翌日業者のSさんの堺の自宅迄取りに行きました…

NY百花繚乱 - 時代と言葉

我々の世代には馴染みの深い青春や青年、これらの言葉はすでに死語になりつつあるような気がします。ちなみに青年と言う言葉は江戸時代に存在しなかったそうで明治期になって兵役の義務が生じてから出来上がった言葉だそうです。つまり江戸時代には若い人た…

NY百花繚乱 - 墓碑銘

犬のミッドナイトとよくサグハーバーのロングビーチを散歩しました。大きく湾曲したBayでかなりの遠浅です。自宅から歩いても30分ほどの距離で夕日がとても美しく彼女と散歩しながら夕日を眺めにしばしば行きました。何時頃からかコンクリート製のベンチが…

NY百花繚乱 - 名前をめぐる考察

昨今、巷のテレビではバラエティー番組などで盛んに”ヤバイ”、”ヤベ〜 ”、”マジっすか”を連発する輩は私の人物評価カテゴリーから即”アホ、バカ”に分類されます。語彙力の貧しさは目に余るとしかいいようがありません。私たちの世代はアホ、バカ連中は世間の…

NY百花繚乱 - リサイクル事情

リサイクルと言う言葉が使われだしたのは一体何時頃からか定かではありませんが私が子供の頃は酒屋の小僧が注文の度に空ビンを持って帰ってましたし”タマッテのオバちゃん”がリヤカーを引っ張りながらモンペをはいて”タマッテ〜、タマッテ〜”と呼び声を掛け…

NY百花繚乱 - 庭園の美

私はこの三月の半ば1週間のJR周遊券グリーン車と言うのをNYを発つ前に買って北は函館から南は博多まで新幹線を乗り継いで旅行しました。グリーン車は生まれて初めて乗りました。そして ”選ばれし者の栄光と不安共に我にあり”、でも私には栄光しかありません…

NY百花繚乱 - 子供時代の謎と思い違い

子供の頃の謎と思い違いと言うのは誰でもあると思います。テレビが出現する前の昭和20年代の娯楽はラジオでした。あの時代何故か台風が多かった記憶があります。ジェーン台風、室戸台風、伊勢湾台風と台風の名前がスラスラと出てきます。気象情報をラジオ…

NY百花繚乱 - 週間平凡と団塊世代

戦後ベビーブーマーの第一陣として生を受けた我々の世代は誰が名付けたのか団塊世代と呼ばれております。私は大阪府下でも二番目に大きなマンモス中学校に入学しました。我々の学年だけで1200人、クラスは24組までありました。イギリスで生まれた”揺り…

NY百花繚乱 - 近況あれやこれや

最近の私の生活は火曜日を除く毎日午後から4時間だけBroadway Marketに滞在し7時迄にはブルックリンのアパートに帰る生活が5月から続いています。私がそこに入ってから一週間ほどして急に隣りのエントランス側に近い方に移動してくれとマネージメントから…

NY百花繚乱 - アイデンティティーの問題

異国に35年も暮らしているとアイデンティティーの問題にどうしても直面します。1984年より30年以上冬の期間はずっと日本で暮らして来ましたので両方の文化の比較を興味深く眺めてきました。アイデンティティーが無いのはデラシネ、つまり根無し草と…

NY百花繚乱 - バブル期の頃

あのハンガリア狂詩曲がまさに狂ったように数年間止まることなく奏で続いたのは何だったのでしょうか。江戸時代に”おかげ参り”が大流行し大衆が忽然と姿を消しておかげ参りの集団に入ってまるで狂ったよう踊る現象があったそうです。それと似た現象なのでし…

NY百花繚乱 - Freer Gallery

Freer GalleryはWashington DCのSmithsonian Institutionの一角にあり私の大好きな美術館です。大きさもゆっくりと鑑賞するにはうってつけの大きさで、展示物の内容が何時行っても充実していてその質の高さに驚かされます。スミソニアンは1日や2日ではとて…